皆さんの平熱は何度くらいでしょうか？

最近、体温が36度以下の「低体温」の人が増えていると言われています。「冷えは万病のもと」と言いますが、体温が低いと免疫力の低下や、内臓が冷えることで消化不良や体力の低下、食欲不振が起こります。

低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられ、ライフサイクルの変化により50年前と今では日本人
の体温の平均は0.7度近く下がっているそうです。

体温が上がることで、基礎代謝が上がり内臓脂肪の解消や太りにくく病気になりにくい健康な体になります。また、腸のぜん動運動が活発になることでお通じの改善、脳の血行がよくなることで記憶力低下の予防などが図れます。

低体温を改善させる運動としては、1日30分以上の歩行や大きな筋肉の運動が効果的です。転倒などに注意し、椅子や手すりにつかまって踵上げやスクワットが良いと言われています。

※この記事は、あったか地域新聞（2024年11月号）からの抜粋です。