プロが伝える 健康維持のツボ!『歯ぎしり 食い縛りの予防法』
2023.12.20
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歯ぎしりや食い縛りを、自覚されている方は意外と少ないものです。就寝時に無意識のうちに力を入れて噛んでしまう方は意外と多く、中には『たくさん寝たのに、寝起きの頭痛や肩こりが辛い』という訴えも良く聞かれます。
また、高齢の方は、虫歯や歯周病で歯を失う方も多く、嚙み合わせの位置がずれ、過度に深く噛んでしまう方も多くいらっしゃいます。
また、日中は集中して作業をする時など、何かに没頭している際に、食い縛りをしているケースが多々あります。事務作業や読書など、力が必要な作業でなくても、無意識にしているケースはたくさんあります。
上あごのアーチは、舌を納めるポケットの役割をしています。口を自然と閉じた状態で、軽く舌の表
面が上あごに触れている状態を『下顎安静位』といい、歯と歯がぶつかる事がなく食い縛りの予防になります。
肩から上に疲れを感じやすい方は、日頃の『舌の姿勢』も意識してみては如何でしょうか。
※この記事は、あったか地域新聞(2023年12月号)からの抜粋です。