ご存知ですか? 体幹のタイプ別エクササイズ
2024.03.22
- カテゴリー
- 介護のお役立ち情報
こんにちは!デイサービスあったかの家、代表の安江です。3月号では、2月号に続き体幹のタイプチェックとタイプに合ったエクササイズをご紹介します。
<壁を使用した体幹のタイプのチェック法>
壁の前に、壁と踵が5cmくらい空けた状態で立ちます。そこから少しずつ下がってはじめに肩甲骨から壁に触れる人は「胸椎主体に曲がってくるタイプ」の可能性が高く、また、はじめにお尻から壁に触れる人は「腰椎主体に曲がってくるタイプ」の可能性が高いと言えます。
自分のタイプがわかったところで、タイプ別の運動を含めて園部俊晴氏の「体幹の柔軟性を維持するためのエクササイズ」をご紹介します。
1.「体幹の側屈運動」
共通エクササイズ。椅子に座ってできるだけ脚を開き、足の裏にしっかり体重をのせます。そして、左右交互に体幹の側屈をリズミカルに30秒間繰り返す。背筋を伸ばした状態でわきを気持ちよく伸ばすのがポイントです。
2.「座位での骨盤前傾運動」
椅子に座りできるだけ脚を開き、足の裏にしっかり体重を乗せ、みぞおちを上前に挙げるように腰椎を反らせます。この運動をリズミカルに30秒間繰り返します。みぞおちを上下に動かすことがポイントです。腰椎タイプエクササイズ。
3.「胸椎を伸ばす運動」
背もたれに胸椎部分が当たる様に椅子に座り、この部分を支点に胸椎を反らせます。この時に、腕も一緒に反らせましょう。背もたれに当てる背中の部分は、最も心地よい部位で行うのがポイントです。
上記の動画は、園部俊晴氏のエクササイズ動画です。その他、沢山のエクササイズがありますので、参考にしていただければと思います。
また、歩くことはそれだけでエクササイズになります。その重要性はとても高く、毎日の生活で正しい歩き方を身に付けることが大切です。また、歩く距離(1.5㎞以上)や習慣化も大事になります。
次月号では、股関節が硬くならない、股関節を伸ばす正しい歩き方などを紹介したいと思います。
※この記事は、あったか地域新聞(2024年3月号)からの抜粋です。