ご存知ですか? 脳の⽼化を防ぐための知識
2025.02.14
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こんにちは!デイサービス「あったかの家」代表の安江です。
2⽉号は、先⽉に続き「脳を⽼化させないための知識」を、我々が学んだことからご紹介いたします。医学的に正しい脳の⽼化予防の知識を、⼤事な5つの要素に分けて学んでもらいます。
脳は体を使わなければ衰える。それでは脳の⽼化予防法の講義を始めていきます。⼀緒に学んでいきましょう。まず、皆さんはどのようにして脳が衰えていくのかご存知でしょうか。
私たちの脳というのは、年を取るにつれて少しずつ脳のしわが深くなっていくんですね。 これまで⼈⽣を⻑く深く⽣きてきた証でもあるんですが、なぜこのように脳のしわが深くなっていくのかといえば、脳が萎縮していくからなんですよね。
この脳の萎縮は、⼀般的には30歳くらいから始まると⾔われていて、だんだん脳は萎縮、つまり縮んでいき、脳のシワも深くなっていきます。これは、脳が萎縮して縮んだことによって軽くなってしまうわけなんですね。
筋⾁のように外から⾒えない分、ある意味脳の⽼化、萎縮は分かりにくいんです。そして、もうお分かりかと思いますが、この脳の萎縮というのが、脳の機能が衰える原因なんです。そして、このように脳が縮んでしまう原因の1つが、神経の細胞の数が減ることなんですね。
脳では毎⽇およそ10万個くらいの神経細胞が減っていく。このように⾔われていて、この地域新聞を読んでいる今も神経細胞は減っている側⾯があるんです。ただ、皆さんが勘違いしがちなポイントとしては、年をとったら脳細胞はもう増えないんだと誤解して悲観してしまっていること。
海外の研究から分かってきたことなんですが、脳の中には神経細胞を新しく作る⺟親のような役割を持った幹細胞と呼ばれる細胞がいるんですが、なんと⾼齢者の脳でもこの新しい細胞が誕⽣していると判明したんですね。
そして、何が⾔いたいのかというと、この脳の神経細胞ができるだけ減らないように、 そして⾼齢者になっても脳の新しい細胞をどんどん⽣み出せるように脳を活性化させることが⽼化予防につながるということです。
次⽉号では、脳を⽼化させない、活性化させる具体的な知識をお伝えいたします。
※この記事は、あったか地域新聞(2025年2月号)からの抜粋です。