ご存知ですか? 還暦から健康寿命を延ばす大事な習慣

2024.11.15

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ご存知ですか? 還暦から健康寿命を延ばす大事な習慣

こんにちは!デイサービスあったかの家、代表の安江です。11月号からは、健康寿命を延ばすための大事な習慣や実践を紹介したいと思います

還暦を迎えると、仕事や子育てが一段落し、趣味や旅行を楽しむ機会が増える一方、自分や家族の健康への不安が募ることも多いかと思います。心は若いままでも、身体の変化に直面し、これからの健康をどう維持するかが課題となります。

日本人の平均寿命は伸びていますが、重要なのは「健康寿命」つまり介護を必要とせず自立した生活を送れる期間です。本記事では還暦後の健康寿命を延ばすための具体的なアプローチを提案します。

厚生労働省の2019年のデータでは、日本人の男性の平均寿命は81.41歳、女性は87.45歳。一方、健康寿命は男性が72.68歳、女性が75.38歳です。つまり、男性は約9年間、女性は約12年間、何らかの介護が必要な状態で過ごす可能性があります。これを見たとき、還暦を迎えた人々には「健康寿命をどう延ばし、人生を楽しむか」という課題に直面することが多いでしょう。

健康寿命を延ばすための予防医学では「一次予防・二次予防・三次予防」の3段階に分かれます。特に重要なのは還暦以降の「一次予防」と「二次予防」です。一次予防では病気の発症を防ぐための基本的な生活習慣の見直しが重要で、食事、運動、睡眠のバランスを整えることで生活習慣病の予防につながります。また、1日4,000~6,000歩程度の歩数を目安に、無理なく日常の中で身体を動かしましょう。二次予防では病気を早期発見するための定期的な検診が欠かせません。特に、大腸がんや骨粗鬆症の検診を受けることが推奨されます。自治体の制度を活用し、健康診断を年1回受けることで、病気の早期発見と適切な対応が可能になります。

運動と食事の重要性から健康寿命を延ばすためには、運動と栄養の両面から体を整える必要があります。特に筋肉と骨の維持が重要です。筋肉の維持:肉や魚、卵、大豆などのタンパク質をバランスよく摂取し、筋力低下を防ぎます。骨の健康:カルシウムに加え、ビタミンDやビタミンKの摂取が骨密度を高めます。さらに、肺炎球菌感染などのリスクに備え、予防接種を受けておくことも推奨されます。

次月号では、以外に知られていない社会的な交流健康寿命を延ばす目標設定の仕方を紹介します。

※この記事は、あったか地域新聞(2024年11月号)からの抜粋です。

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