プロが伝える 健康維持のツボ!『幸せホルモン セロトニン』
2024.03.27
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運動によって分泌が促進されるホルモンの一つにセロトニンがあります。セロトニンは精神を安定させ、幸福感・心地よさを得られることから別名『幸せホルモン』と呼ばれています。セロトニンが不足すると、やる気や意欲の低下、ストレス、疲労、うつ症状や不眠を引き起こすリスクが高まります。
セロトニンは、運動の中でも散歩やジョギング、スクワット、自転車運動、呼吸など一定のリズムを繰り返す運動で分泌を促すことができます。運動する時間は、分泌量がピークとなる20~30分ほどが良いようです。
セロトニンは運動等の刺激により私たちの体の中で生成されますが、その材料として必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンとビタミンB6が必要です。トリプトファンは大豆製品、乳製品、米など穀類、ゴマやピーナッツ、卵、バナナなど、ビタミンB6は玄米、バナナ、サツマイモや赤身の魚、ヒレ肉、ささみなどに含まれています。
※この記事は、あったか地域新聞(2024年3月号)からの抜粋です。