プロが伝える 健康維持のツボ!『運動の習慣をつけましょう』
2023.11.22
- カテゴリー
- 介護のお役立ち情報
超高齢化社会の日本では、2025年、高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています。高齢者では、「寝たきりになると認知症になりやすい」といいます。その逆に、「よく運動すると認知症になりにくい」ことが最近の研究によってわかってきました。
※この記事は、あったか地域新聞(2023年11月号)からの抜粋です。
なぜ運動が認知機能によい影響を与えるのでしょうか。それは運動をすると、脳の神経を成長させる
タンパク質が記憶を司る海馬で多く分泌され、海馬の機能維持に効果をもたらすからだと考えられています。
また、脳が正しく働くためには、絶えず十分な血液が流れている必要があります。高齢者や認知症患者の脳では、海馬などで脳血流の低下がみられており、この血流を改善するためにも、運動をして身体を動かすことが効果的だと考えられております。
認知症予防に適した運動は有酸素運動です。1日10分の運動でも効果があるとの報告があります。そし
て、運動の習慣を継続することが何よりも大切です。ぜひ、参考にしてみて下さい。