体の動きを変える 健康アドバイス『⼤殿筋』
2025.07.26
- カテゴリー
- 介護のお役立ち情報
今回は⼤殿筋の筋⼒トレーニングを紹介します。
⼤殿筋(だいでんきん)とは、お尻にある⼀番⼤きな筋⾁です。太ももを後ろに振るときや⽴ったり歩いたり、姿勢を維持したりするのに必要な筋⾁です。
⼤殿筋を鍛えると「転びにくい体になる」、「⾜がもつれにくくなる」、「⽴ち上がる時や階段がスムーズになる」、「歩く際に疲れにくくなる」、「慢性疼痛、冷え性、尿漏れの予防につながる」等の効果が得られます。
筋トレ:ヒップリフト(図)
- 1. 仰向けに寝て、両膝を直⾓に⽴てながら⾜裏を床につける。
- 2. お尻を持ち上げ、肩からお腹や膝までが⼀直線になる位置で保つ。
- 3. ゆっくりとお尻を下げて元の位置に戻る。
- 4. 1⽇、20回を3セットほど⾏います。
無理にお尻を持ち上げ過ぎると腰痛の原因になる可能性があるので気を付けて⾏いましょう。これ以外にも、段差昇降訓練やスクワット等でも⼤殿筋の筋⼒トレーニングになります。
⼤殿筋は、私達の普段の動作を⽀えている⼤切な筋⾁です。筋⼒が低下することで歩くことが難しくなったり、⽴ち上がりが⼤変になることもあるため、⽇頃から鍛えるよう意識することが⼤切になります。

※この記事は、あったか地域新聞(2025年7月号)からの抜粋です。