体の動きを変える 健康アドバイス『アクティブレストをしましょう』
2025.01.25
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⽇本では、毎⽇仕事や家事で忙しく過ごしている⽅が多いです。疲れで⾝体のあちこちが痛い、寝たのに疲れが取れない、疲れが取れても忙しくなるとすぐにバテてしまう。
年齢とともにしつこい疲れと対峙するシーンは増えていきます。そして、⾝体を休めれば疲れは取れるのかといえば、そういうわけでもありません。
そんな時には、アクティブレストが効果的です。アクティブレストは「積極的休養」と呼ばれ、軽い運動により疲労を回復させる⽅法です。もともとは、スポーツ選⼿が練習や試合後の疲労が残らないようにするために考えられました。
軽い運動が全⾝の⾎液循環を良くし、疲労を回復するとされています。⼼⾝をリフレッシュし、リラックスにもつながるため、スポーツ選⼿以外の⼈にも疲労回復の効果があると注⽬されるようになりました。
アクティブレストの例としては、次のようなものがあります。10分程度のストレッチやヨガ、軽い筋トレ、20〜30分のウォーキング、ふくらはぎの圧迫マッサージ、股関節前⾯のストレッチ、脚裏全体のストレッチ、上半⾝のストレッチ等。
アクティブレストを⾏う際は、息を⽌めずに、リズミカルに繰り返すことがポイントです。また、キツすぎる運動は避け、息が上がらない程度で⼼地よく感じられるくらいの運動がよいでしょう。
※この記事は、あったか地域新聞(2025年1月号)からの抜粋です。