介護現場で利用者様のお手伝いをさせて頂く介護士の仕事と、ご家族様やケアマネージャー様と密接に関わる相談員の仕事をしています。
介護士として働いていて楽しいところは、レクリエーション活動の提供です。利用者様の反応がダイレクトに伝わってくるので、自分が用意した活動に対していい反応が返ってくると、楽しんでもらえて良かったなと嬉しく思います。
相談員の仕事では、ケアマネージャー様やご家族様の要望に上手く応えることができた際に、「助かりました。ありがとう。」と言葉をかけて頂けると力になれて良かったなと嬉しく思います。

相談員の仕事は、急な問い合わせに対して如何に迅速に且つ丁寧に応じることができるかが問われる為、連携が大事になります。相手の方が望んでいることは何かを見極めることも大事になる為、話を聞く力を身につけなくてはなりません。電話越しでの対応が主ですので、うまく伝わっているだろうか等難しさを感じます。

これまで他の施設でも働いてきましたが、他と比べると給料やボーナスが高いなと感じます。介護施設は給料面で不安を感じるところも多いかと思いますが、私が知っている限りでは高い方だと思います。

なかなか外出する機会が少ない利用者様に対して、外部のイベントに参加し気分転換が図れたらなと思い、クリスマスの無料コンサートにお連れしたことがありました。大変喜んで頂き、数年経った後も「あの時のこと覚えているよ。楽しかった。」と仰っていただけて嬉しかったです。

事前にわかっている予定があった場合は、事前に休みを取ることも可能ですので先々の予定が取りやすいのではないかと思います。休みたい日に希望者が重なっている場合は相談になることもありますが、スタッフ同士協力し合いながら調整しています。

まだまだ世の中は新型コロナウイルスにより思うように外出や人と出会うことができない状況です。その中でも楽しみを感じて過ごして頂ける様に、利用者様へのイベントの提供や、日頃のサービスの質を高めていけたらと思っています。そして、利用者様とスタッフの笑顔であふれる“あったかい”施設にできたら嬉しいです。

介護業界は大変だというイメージが先行してしまっているように思います。確かに大変なことも多いですが、何事もやってみないことには本質はわかりません。少しでも興味があるのであれば、まずは挑戦してみてはいかがでしょうか？介護は得意なことを活かせる環境でもありますし、自分でも気づかなかった新しい一面を知ることもできます。自分の可能性を広げるチャンスがきっとありますよ！